事業年度

H24(2012)年度

分類

事業名

集え若者!☆島こいプログラム☆

事業概要

  1. 実証事業のねらい
    隠岐の島町は、平成16年10月に西郷町、都万村、五箇村、布施村の1町3村が合併し、まるい輪の中、心行き交う、やすらぎのまち』を目指してまちづくりに取り組んできました。しかし、合併から8年が経過した現在、町の人口は当時の17,613人から、平成24年3月末では15,343人と2,270人も少なくなってしまいました。平成23年度の人口動態を見ると、亡くなられた方265人、町を出られた人(転出者から転入者を引いた数)179人、生まれた子どもの数108人、1年間に336人も町から人がいなくなったことになります。このままでは将来、町が消滅してしまうかもしれません。
    当然、この対策として医療の充実、企業誘致による定住促進、子育て支援等々、様々な施策を講じてはおりますが、人口減少に歯止めがかかるには至っていないのが現状です。 特に少子化の進行は人口減少と相俟って加速度的に進んでいます。少子化に歯止めをかける一助として、平成23年度に未婚者の出会いの場の創出、いわゆる『婚活事業』に取り組み、メイク教室やタコ焼きパーティー、スポーツにローソク島遊覧、釣りにクリスマス会と年間を通し11回の婚活イベントを開催しました。
    しかし、狭い地域性もあり、人が集まらず、企画のマンネリ化や行き詰まり等々、参加者10人未満の会がほとんどで、とても成功とは言い難い状況でした。 しかし1年間の事業活動を通して学んだこともあります。まず、公民館だけでは企画運営、人集めが困難であることから、地域の底力(地域力)、特に若い人の力を結集させる必要があること。また、結婚前提の会にとらわれず、本来の公民館事業の意義である「人が集う」という原点に立ち返って、若者が集まる仕組み作りが必要であることを強く感じました。
    そこで今回、町内各所の若者に参加を募り、実行委員会を立ち上げ、若い人による若い人のためのイベントを企画し、活動の活性化とコミュニティを促進し、地域力の醸成を図りながら様々な形での出逢いの場を創出することをねらいとしました。結果として、その延長線上にある結婚にも結びつけば嬉しいところです。

事例集

キーワード

公民館情報

市町村 隠岐の島町
公民館名 隠岐の島町中央公民館 おきのしまちゅうおうこうみんかん
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